管理栄養士のはらちゃんです。
たんぱく質がどのようにして
エネルギー代謝に関わっているのか見ていきます。
これまでの内容は画像クリックで飛べます。
たんぱく質はとても複雑な構造をしています。
身体の中に入ると
胃、十二指腸、小腸粘膜から出る
消化酵素によって
小さな粒のアミノ酸に分解されて(消化)
腸管で吸収されて門脈を通って
肝臓に送られます。(吸収)
肝臓のアミノ酸プール(架空で存在)
にアミノ酸は蓄えられ
血中を通って(血中アミノ酸)
全身の組織にレッツゴーします。
前置きが長くなりました。
ここで出てきたアミノ酸は
・筋肉や身体の組織の材料
・オルニチン回路で尿として排泄
などの旅をしますが、
実はこれまで解説してきた
エネルギー代謝に
出かけることがあります。(糖新生)
・糖原性アミノ酸
・ケト原性アミノ酸
どちらのアミノ酸に分類されるかで
ピルビン酸、アセチルCoAなど
何になるかが決まります。(割愛!)
「だったらたんぱく質食べまくればいいやん!」
おー頭の回転が早いですね。
でも、そうはいきません。
たんぱく質の代謝経路は
とても時間がかかる&毒素が発生します。
そしてなんといっても
せっかく食べたたんぱく質は
効率よく身体の材料に使いたいですよね。
筋肉の材料ですから。
だから、たんぱく質を節約するために
糖質をしっかり摂らないといけないのです。
(たんぱく質節約作用)
ここでも糖質の必要性がよくわかりました。
次回はそれでも腑に落ちない!
方のために、
4回続いたこれまでの話を
一言でお伝えします。
これを聞けば
必ず、納得します。